『サブイベント ■お風呂・エリオット１（好感度：低）』

★エリオットの好感度が３以下の場合↓
帽子屋屋敷・エリオットの部屋
【【【演出】】】・・・ノックの音
「エリオット～。
持ってきたわよー」■■
エリオットの部屋の扉をノックしながら、中に呼び掛ける。
頼みというのは、何のことはない、私が運んでいたタオルを欲しいというものだった。■■
（勿体つけた言い方をするから、何かと思ったじゃない。
というより、なんであの場で一枚持っていかなかったのかしら？）■■
直接部屋には戻らなかったからだろうか。
微妙に天然なウサギさんなので、深く考えても仕方ないかもしれない。■■
【エリオット】
「ああ、すまねえ！
ちょっと待っててくれ」■■
【【【演出】】】・・・扉の開く音
室内で声がして、しばらくしてから扉が開く。
姿を現したエリオットは……なぜか、上半身裸だった。■■
「【大】！！？【大】」■■
「な、なんで裸なのよっ！？」■■
【エリオット】
「へ？
なんでってそりゃ、シャワーを浴びてたからだよ」■■
【エリオット】
「でかいバスタオル切らしてたからさ。
だからあんたにそれ、頼んだんだろ？」■■
それ、と指差した私の持つバスタオルを、エリオットはひょいと奪う。
すぐにそれで、まだ水滴の滴る髪や腕を拭き始めた。■■
よく見れば肩に小さいスポーツタオルを掛けているが、確かにそれでは足りないだろう。■■
（タオルで体を拭く、湯上りの半裸の男、とか……）■■
「～～～っ」■■
★「お風呂イベント１」が発生している場合のみ↓
以前大浴場でも入浴中のブラッドとエリオットに遭遇してしまったことがあるが、何だかこっちのほうがリアルで恥ずかしい。■■
★「お風呂イベント１」が発生している場合のみ↑
【【【演出】】】・・・ごしごし拭く音
ごしごしと髪を拭いた後、エリオットは顔を上げ、ニカリと笑う。■■
【エリオット】
「あー、さっぱりした！
持ってきてくれてありがとうな、【主人公の名前】」■■
「別にこれくらい、いいけど……」■■
【エリオット】
「そっか？
あ～……、へへ……っ」■■
気恥ずかしげに鼻の下を掻いたエリオットは……。■■
【エリオット】
「タオル届けてもらう、とかさ。
なんか、新婚夫婦みたいだな！」■■
「…………」■■
「…………」■■
（……そのままそのタオルで、首を絞めてやろうかしら……）■■
【【【時間経過】】】
※条件により分岐、ここまで↑

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