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マザーグースの秘密の館

『本編・ここからスタート ■オープニング・ストーリー』

【【【時間経過】】】
ある日、いつものように部屋に戻ってきたところで違和感に気付いた。■■
まだ灯りをつける前の部屋の中。
その片隅にうっすらと光が……。■■
(……ひ、光ってる?)■■
そこには本棚があるだけで、光源となるようなものはなかったはずだ。
部屋の灯りをつけて、本棚へと向かう。■■
(この辺りだったわよね……)■■
op1

見当をつけた場所にあったのは、見覚えのない本だった。■■
「……?」■■
「…………」■■
「あ、これ……」■■
(……おばあちゃんがくれた本)■■
自分が生まれた際に、父方の祖母が贈ってくれた本なのだという話を、前に聞いたことがある。■■
私が小さい頃には、読み聞かせに使ったりもしていたらしいが、今ではしまいっぱなしになっていた。■■
(昔はよく読んでもらっていた……のよね?
今じゃ、もう記憶にもないけど……)■■
手にとってみると、なかなかに凝った造りをしているのが分かる。■■
彩るのは、子供の気を惹きそうなカラフルなイラスト。
子供向けの本なのだろうが、繊細で……大人でも楽しめそうだ。■■
(でも……、昔読んだものだし、これはあくまで子供の読み物。
あんまり興味は惹かれないのよね)■■
私は、もう絵本を読むような年齢ではない。
本棚に戻す前に、中を開いてみようと思ったのは気紛れだった。■■
【【【演出】】】・・・本を捲る音
ぱらり、と表紙を捲る。■■
「…………」■■
【【【演出】】】・・・本を捲る音
「…………」■■
【【【演出】】】・・・本を捲る音
【【【演出】】】・・・本を捲る音
「…………」■■
【【【演出】】】・・・ぽうっと光
「!?」■■
【【【演出】】】・・・ぱあああああっと強い光が溢れる
「【大】!?【大】」■■
「……なっ!?」■■
いきなり本の中から強い光が溢れ出した。■■
「……っ」■■
(う……)■■
眩しくて、これ以上目を開けていることができない。■■
【【【演出】】】・・・ぱあああああっと強い光が溢れる
閉じた目の裏で、かっと気が遠くなるほどに強い光が瞬いた。■■
【【【時間経過】】】
◆こじんまりとした洋館のホール。目の前には二階に続く階段がある。古い中流~上流家庭の家といった形◆
瞼の裏に感じていた、強烈な光が収まっていくのを感じる。
私はそっと目を開けた。■■
「……え?」■■
目にした光景を信じられなくて、ぱちくりと瞬きする。
何故なら、私の目の前には自分の部屋とはまったく違う場所が広がっていたからだ。■■
吹き抜けの天井からはシャンデリアがぶら下がり、正面にはゆるい曲線を描く二階へと続く階段がある。
見知らぬ洋館だ。■■
どうやら私は、洋館の玄関ホールに立ち尽くしているらしい。
覚えもない場所だ。■■
振り返った先には、開けた覚えも、通った覚えもない、大きな木製の扉があった。■■
(これは……)■■
「……夢?」■■

【???・アーサー】
「いやいや、夢じゃないよ。
君はここ、グース夫人の館に招待されたんだ」■■
「……!?」■■
【???・ツェザーリ】
「招待というよりも、強制召喚に近い気もするが……。
……まあ、自業自得ということで諦めてもらうしかなさそうだな」■■
【???・エリック】
「お嬢さんってば、ちっとも本を開こうとしないんだもんな。
ちょっと無理強いになっちまっても、仕方ないよ」■■
【???・バッカス】
「そもそも本の存在ごと忘れていたわけだしね……。
あそこまで眼中にないと、いっそ潔いぐらいだよ」■■
【???・ヴィンセント】
「これだけ長い間、よくも無視を続けていられる。
一度は開いた本だろうに……、再び開くのにここまでかかるとは、知的好奇心が欠けているとしか思えないな」■■
再び、ドアに背を向けて振り返る。■■

op3and5

そこには、五人の男が立っていた。
誰一人として、知った顔はない。■■
(覚えのない場所に……、覚えのない人達)■■
これが夢でないなら、なんだというのか。■■
「……あなた達、誰?」■■
【アーサー】
「ああ、紹介が遅れて申し訳ないね。
私はアーサー=リンドグレンだ」■■
「この近くに居を構えていてね。
グース夫人とは親しくさせてもらっているよ」■■
【ツェザーリ】
「私は、ツェザーリ=フリッチ、学者だ。
この館に身を寄せている。居候の身だな」■■
【エリック】
「俺は、下働きのエリック=バレルだよ。
下町で、いろいろな雑用を請け負って働いている」■■
「ここにもよく御用聞きで来ているんだ。
よろしくな、お嬢さん!」■■
【バッカス】
「僕は、料理人のバッカス=ムーアだ。
よろしくね、エリカ」■■
「……!」■■
「どうして、私の名前を知っているの……?」■■
私にとっては、見知らぬ人達。
だが、彼らのほうは私を知っているらしい。■■
(……不気味だわ)■■
【アーサー】
「警戒する必要はないよ、エリカ。
私達は、君のことをよく知っている」■■
警戒しないなんて、無理な話だ。
知っていることに対して、警戒しているというのに。■■
「なんで、知っているの?
私は、あなた達なんて知らないわ」■■
【バッカス】
「……うう。
そんなにはっきり知らないと言われてしまうと、悲しくなっちゃうなあ」■■
【ヴィンセント】
「仕方ないですよ。
彼女は、呆れるほどに無知なんですから」■■
「……っ!
それ、どういう意味よ!」■■
【ヴィンセント】
「そのままの意味だ。
……で?俺達は自己紹介を続けてもいいのか?」■■
「……分かったわ。
とりあえず、あなた達の自己紹介を最後まで聞くことにする」■■
【バッカス】
「それじゃあ自己紹介を続けるよ?
僕はここの料理人だけど、夜の間は近くのパブでマスターもしているんだ」■■
「興味があるようなら、是非遊びにおいで。
おもてなしするよ」■■
(料理人で……、パブのマスター?)■■
パブというと不健全なイメージもあるが、アルコールも出す夜間レストランのようなものだ。
料理人がマスターを務めているのなら、食事類も充実していそう。■■
【ヴィンセント】
「最後が俺だな。
俺の名前は、ヴィンセント=ノーブルだ」■■
「この近くにあるパブリックスクールの学生で、ここには個人的にツェザーリ先生に学ぶため通っている」■■
(いかにも……、な感じね)■■
真面目で、堅物そう。
ついでに、つっけんどんな印象だ。■■
(……学生でも、同性の友達とばかり過ごしていそうなタイプね。
女の子とは親しくなれなさそう)■■
「ツェザーリが学者で、エリックが御用聞きで、バッカスが料理人で、ヴィンセントが学生なのね。
……アーサーさん、あなたは何をしている人なの?」■■
【アーサー】
「ん?
おや、私だけ『さん』付けなのか」■■
(だって、あなたって、なんだか……)■■
(…………)■■
(……偉そうなんだもの)■■
態度が傲慢だというわけではない。
柔らかな物腰で、マナーも心得ていそう。■■
だが……、偉そうなのだ。
そういう雰囲気がある。■■
だが、ひけらかすわけではなく気品があった。
高位で……、品格もある。■■
(……上流階級)■■
そう、上流階級だ。■■
独特の、特別感のある人。
偉そうにしなくとも、周囲から相応しい扱いを受ける。■■
【アーサー】
「ここにいる私以外の彼らには仕事があり、それを肩書きとして名乗ることが出来るのだけれどね。
私には、職業での肩書きがないんだ」■■
「それなので、いつも身分を名乗ることになる。
私はね、貴族なのだよ」■■
「……貴族。
そんな人、物語の中でしか見たことなかったわ」■■
レセプションなどの中継は見たことがある。
しかし、それは本の中の世界と大差ない。■■
(私とは、世界の違うもの)■■
【エリック】
「…………」■■
【ツェザーリ】
「…………」■■
【アーサー】
「…………」■■
【バッカス】
「…………」■■
【ヴィンセント】
「…………」■■
私の言葉に、彼ら五人は意味ありげに視線を交し合った。■■
(何よ?)■■
あまりいい印象ではないが、今は気にしていられない。■■
「ところで、グース夫人って誰なの?
その人が私をここに呼んだの?」■■
「そもそも、ここはどこなの?」■■
【エリック】
「わわ、質問攻め?」■■
【アーサー】
「はは、最初から質問がたくさんだね。
さて、これに関しては君が教えてあげたらどうかな、ツェザーリ」■■
【ツェザーリ】
「私は教師ではなく、学者だ。
教えるのは本業じゃないんだが……」■■
【バッカス】
「でもヴィンセントの勉強をみてあげているんだから、『先生』だろう?
いいじゃないか、教えてあげなよ」■■
【ツェザーリ】
「確かに、私はヴィンセントには勉強を教えている。
ヴィンセントに『先生』と呼ばれるのはやぶさかではないが、どうして君達まで私を『先生』と呼ぶんだ」■■
【エリック】
「や、なんとなく?
だって、ツェザーリ先生は先生だよ」■■
【バッカス】
「うんうん、先生は先生だよねえ。
仕方ないからほら、諦めて彼女に説明してあげなよ、ツェザーリ先生」■■
【ツェザーリ】
「……っく。
押し付ける気なんだな……」■■
そう言って私へと向き直る彼は、他の面子が言うようにどこか教師然とした空気をまとっているように見えた。■■
(教師ではなく、あだ名みたいだけど……。
『先生』、よね)■■
「有り難いわ」■■
状況把握は、さっぱりだ。■■
誰かに説明してもらわなければ、混乱する一方。
ツェザーリという男は、冷静そうで説明役には向いているように思えた。■■
「それで、グース夫人って誰なの?」■■
【ツェザーリ】
「君は……。
……グース夫人と聞いても、ピンとこないのか?」■■
「こないわね」■■
(誰、それ)■■
そんな知り合いはいない。■■
【バッカス】
「そっか……、こないか。
うーん、ツェザーリ、こうなったらもう、直球で言うしかないんじゃないかな?」■■
【ツェザーリ】
「……そうだな。
私達の存在を何年にも渡って忘れさり、放置してきた人間だからな……」■■
(な、なんだか、人を酷い女のように……)■■
【アーサー】
「そんな彼女だ、残念ながら過度に期待は出来ないね。
……私達がどれだけ待ち続けたのかも、きっと分からないんだろう」■■
(せ、責められている気が……)■■
「ちょ、ちょっと待ってよ。
その言い方じゃ、私があなた達を待たせっぱなしで放置していたみたいじゃないの」■■
【ヴィンセント】
「みたい、じゃなくてそうなんだよ。
おまえは自覚がないみたいだけどな」■■
【エリック】
「成長したお嬢さんに会えるのを、ずっと楽しみにしていたのにさあ……。
ちっとも開いてくれないんだもんな」■■
「……開く?」■■
【ツェザーリ】
「ああ、君が開かないと拓けない。
ここは……、マザーグースの世界なんだ」■■
「マザーグースって……。
あのマザーグース?」■■
存在すら忘れていた。
だが、ページを捲った今は、思い出している。■■
「おばあちゃんがくれたけど、私がしまいっぱなしにしちゃっていた……、あの本?」■■
あれが、どういう本だったのか。
中身の詳細については忘れてしまったけど……。■■
【エリック】
「そういうこと。
ここは、お嬢さんがしまいっぱなしにしていた本の中の世界なんだよ」■■
【バッカス】
「だから僕達は、君のことを知っているんだよ。
長年いつ開いてくれるのかと期待しながら、君を待っていたんだからね」■■
「ええ?
嘘でしょう……!?」■■
「ここが本の中の世界だなんて……!」■■
ありがちな反応だ。
これこそ、小説などによくある、主人公の反応そのものではないか。■■
【ヴィンセント】
「おまえに嘘なんてつく必要がないだろ。
ここは正真正銘、グース夫人の館だ」■■
【ツェザーリ】
「ああ、そうだ。
ここは、君が何年間にも渡って見向きもしなかった、マザーグースの世界なんだよ」■■
「夢中になったこともあったはずなのに……。
君はすっかり、私達を忘れてしまった」■■
「……うっ。
し、仕方ないじゃない、興味がなくなっちゃったんだから!」■■
【バッカス】
「ううっ!
き、君、正直なのはいいけど……、その言葉グサって来るから、グサ~~~って」■■
【エリック】
「う……、愛情の反対は無関心、か……。
抉りこむようにきたな、今の……」■■
【ヴィンセント】
「これだから教養のない人間は嫌なんだ。
その言葉がどれだけ俺達を傷付けるのか、考えすらしない」■■
「存在否定に近いものがあるんだぞ?
分かっているのか?」■■
「わ、悪かったわよ……!」■■
(そりゃあ、本の中の人に、そんな本には興味がないなんて言ったら暴言だろうけど……)■■
(…………)■■
(……いやいや。
本の中の人に気を遣ったりしないわよ、普通)■■
こうして、対面して。
気を遣わなければならないような状況こそ、異常なのだ。■■
「それで……。
どうして私がそのマザーグースの本の中に引き込まれなきゃいけないの!?」■■
【バッカス】
「いや、だからね。
僕達はずっと、君が本を開いてくれるのを待っていたんだよ」■■
「それなのに君は、いつまでたっても僕達に無関心だし。
ちっとも、本を開こうとはしてくれなかった」■■
【ヴィンセント】
「いくら忍耐強い俺達でもな、もう待ちきれなかったんだよ。
このままじゃ、おまえが嫁に行くときにでも捨てられそうだ」■■
(う……。
ますます、悪い女みたいな扱い……)■■
だが、言葉だけ追ってみると、その通りだ。■■
【エリック】
「それで、ちょっとグース夫人からも力を借りて……。
お嬢さんをこちらの世界に引きずり込んだってわけ」■■
「グース夫人の力を借りて……?
つまり、元凶は彼女なのね?」■■
「そのグース夫人とやらはどこにいるの?
彼女に会って、直接交渉することにするわ」■■
彼らと話していると、恨み言のほうへ重点をおかれてしまう。■■
【ヴィンセント】
「……残念だな、どうやらグース夫人は今、留守なようだぜ。
探すというのなら止めないが、きっと見つからないな」■■
【エリック】
「どうせすぐには帰れないんだから、そのうち会うことになるんじゃない?
急がなくたって大丈夫だって」■■
(すぐには帰れない、ですって!?)■■
「私は急いで帰りたいの!
……って、ちょっと待って」■■
「どうせすぐには、ってことは、いずれは帰ることが出来るのよね?
それは、保証されているの?」■■
【ツェザーリ】
「ああ、もちろん。
いくらグース夫人の力を借りたって、外の世界の人間をいつまでもここに閉じ込めるわけにはいかないからな」■■
「それじゃあ、いつになったら帰れるの!?」■■
すぐには、帰れない。
いつかは、帰れる。■■
曖昧すぎる。
この世界、この状況も曖昧すぎるというのに、抜け出し方までが曖昧とは。■■
(これから……、長い夢でも始まると思えばいいの?)■■
【ツェザーリ】
「いつ帰れるか、それは君次第だ、エリカ。
君には、クイズゲームに付き合って貰う」■■
「……クイズゲーム?」■■
【エリック】
「そうそう、俺達について……、つまりはこの本、マザーグースについてのクイズだよ。
俺達が満足いくまでお嬢さんがクイズに正解できたら、ここから帰してあげる」■■
「そんな!
クイズだなんて!」■■
「知りもしない、忘れているものをクイズで答えられるわけがないでしょう!?
無理よ、私マザーグースについてなんて、何も知らないもの」■■
知らないのか、忘れたのか。
正確なところも分からない。■■
幼い頃なら、いくつかは答えられたかもしれない。
今は、それがどんな問題にしろ、無理だ。■■
【エリック】
「うん、だからさ、勉強しながら答えてくれればいいんだよ。
このクイズはテストじゃない、俺達について知ってもらうのが目的だから、カンニングも自由」■■
【ヴィンセント】
「テストはテストだとしても、教科書や参考書が持ち込める類のテストだ。
いつでも、答えを見ることが出来る」■■
「確認しながら答えればいい。
楽なものだろう?」■■
【エリック】
「何も見ずにクイズに正解できたらいいけど、最初からそこまでは望まない。
それより反芻してもらうことこそが目的なんだ」■■
「繰り返すこと……。
面倒でも何度も確認してもらえば、自然と頭にも入ってくる」■■
【バッカス】
「そう、このクイズの目的は何度も確認してもらうことにあるんだ。
繰り返しこそ、忘れない記憶を作る元」■■
「料理でも勉強でも同じさ。
ただ読むよりも、そのときごとに確認したほうが印象に残るし、記憶にも残る」■■
「なんで、そこまで……」■■
【ヴィンセント】
「こうでもしないと、おまえは俺達のことを分かろうとはしないだろう。
後回しにして、放り出す」■■
「目的があれば、確認だってせざるを得ない。
外の世界に帰りたければ、頑張ってクイズに正解するんだな」■■
「……無理にでも、覚えさせる気なのね」■■
【バッカス】
「自然と、ね。
繰り返せば、違和感なく覚えていけるよ」■■
「……閉じ込められて、帰してもらえない時点で自然じゃないし、違和感ありまくりじゃないの」■■
【ツェザーリ】
「一度は夢中になったものを忘れたんだ。覚悟を決めるんだな。
無知を反省し、心根を入れ替えて私達について学んでくれ」■■
(どんな悪女なのよ、私は……)■■
本当に、言葉だけ聞いているとたいした悪女ではないか。■■
(諦めて解放なんてしてくれそうにないし……。
本だとしたら、気も長いだろうし……)■■
やるしかないのか。■■
カンニングあり、確認自由とはいえ、繰り返して覚えてもらうことが目的というだけあって即座には終わりそうもない。■■
「うう……。
全員に勝たないと帰れないの?」■■
【バッカス】
「はは、さすがにそれはきついよね。
君にはこの五人の中から、誰か一人を選んでもらうことになる」■■
「で、その人物にクイズで連勝すれば、君はめでたく元の世界に帰れるってわけ。
こっちとしても、君が僕達に興味をもって、理解してくれれば気がすむからね」■■
「この中から誰か一人を選んで、その人にクイズで勝てばいいのね……!?
そうしたら、元の世界に帰してくれるのね!?」■■
【アーサー】
「ああ、そういうことだ。
さ、どうする?」■■
「絶対よ!?
それじゃあ……」■■

※ここで対戦相手を選び、その後クイズに入ります。
※また、一度この会話を見た後はこれらの会話をスキップし、対戦相手を選ぶ画面から始められるようになります。

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