◆Contact
期間限定で申し込みフォームを作成
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●QuinRose & ヒサノ 「ミニライブ2016-Spring-」
・アーティスト:
QuinRose
ヒサノ
日時:2016年 4月24日(日曜日) 17:00 OPEN 17:30 START
会場:LiveCafe弁天
チケット:\4,500(+1ドリンク)
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※以下をご了承の上、応募をお願いします。
・チケットは1人2枚までです。
・応募多数の場合抽選となります。
・座席の指定はできません。抽選順にシート席、立見席となります。
・シート席、立見席の料金は同額です。
・チケットは郵送いたしません。詳細はメールでのご案内となり、
当日受付にてお名前と受付番号にてチェックさせていただきます。
・料金は銀行振り込みのみとなります。また、料金振り込み後の払い戻しはできません。
※ ライブ申し込み以外のご連絡に返信はさし上げておりません。
応募期間終了後、結果をメールにてお知らせいたします。
(※応募多数により抽選となった場合も当落にかかわらずお知らせします)
このフォームから申し込んだ時点でチケット獲得というわけではありません。
結果メールをお待ちください。
料金の振込先はその際にご案内させていただきます。
◆ライブのお申し込み
フォームの調整で、14日の深夜となる予定です。
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2月10日のマザーグース小説の下に雑記で、「今年のバレンタインは、アリスシリーズの10周年ですね~」とか書いたんですが、9周年?だったそうで……。
LINEで指摘されるまで、元スタッフも誰も気付かなかった(他メーカーの方から指摘されたという……)。
当たり前なんですが毎年○周年が変わるのと、作品数も増えていくので、ごちゃごちゃになっています。頭悪いなあ、私……。
どの作品も好きだし愛着もあるんですけど、その分増える一方なんですよね。QuinRoseのもそうだし他のところでやってるのも、増えたな~時間が経過したな~と思います。
でも、宣言した上でアリス多めに書いてしまったので、一応アリス絡みのお祝いということで。
今年の2月の分は一部アップしようかなと思います。
期間内のものを抜粋してからアップをお願いするので、これも14日の深夜か15日の朝になるはず。
前の雑記に書いたとおり、仕事詰まったときの気分転換的なもので、ライター仲間でSS飛ばし合っているものの抜粋で大したものではありませんが。
ライター仲間といっても他メーカーだったりフリーだったり色々で、互いに互いの作品やキャラをろくに把握していなかったりする。
当然、互いの関わっている作品のキャラや世界観はよく分かってないので、自分の関わっているものしか書けない……。
読ませあっても意味があるのかそれは……と思われそうですけど、結構参考になります。
被りやすいネタとか、他ライターさんの短編の落としどころとか。
ちなみに、バレンタインとかベタなイベントはネタが被りまくって酷いことになるので、なんとなくの縛りを入れています。
(一般だとチョコ絡みで告白ネタかチョコキスネタ、年齢指定つくのだとチョコレートプレイばっかりになる……)
今年のバレンタイン縛りは、『「愛の告白」しか喋れなくなる主人公(ヒロインもしくはヒーロー)』でした。
1月末くらいから14日あたりまでちまちま書いたものがあるので、適当に抜粋します。
……と見返してみたら、アリス多めに書いたつもりが、ミハエルとかマーシャルとかシリーズ外もそこそこ書いてしまっていました。
意外とアリス少ない。
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QuinRoseのサイト、閉鎖が2月後半予定に決まりました。
放置なら手間はかからないんですが、サーバの維持費が結構重いらしく。
データ量もアクセス量も多いので法人用のを借りていて、かなり……らしいんですよね。
ドメインは大したものじゃないので、別サーバに移せるようなら移すかもしれません(その場合、すぐ落ちそうですが)。
ただ、ツイッターもそうなんですけど管理してくれていたのが別々の人だし、私も忙しくてそこまで関わりきれないので維持は難しいかな~と思っています。
多分、サーバ契約が切れたらそのままになりそう。
出来れば移してほしいということで大元データは貰ったので、余裕があれば一部はこちらに引き継ぎます。
とはいえ、ビジュアルや発売日などの基本データしかアップする予定もないですし、QuinRose側からは情報や画像・音声なんかは全部消えるはずなので、何か確認・保存したい場合は早めにご訪問ください。
◆Game Novelページ→「マザーグース」→「原文&挿絵」更新
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マザーグースの原文と、オリジナルで作成した挿絵です。
オリジナル解説付き。
原文10本、挿絵20枚。
11~20。
◆New Novelページ→「短編小説」→「ジョーカーの国のアリス」更新
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「ジョーカーの国のアリス」発売記念の、書き下ろし恋愛小説。
当時、携帯サイト限定で販売・公開していたもの。
ナイトメア×アリス。
冬の塔に滞在するアリス。季節を変えて、秋のデート。
「クリムゾン・エンパイア」OP
今回公開したのは、-Ver.B- です。
AとBの2種類があり、歌手や曲のアレンジが異なる、対になる曲になっています。
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◆Game Novelページ→「音楽」→「ボーカル曲」更新
◆Game Novelページ→「マザーグース」→「マザーグースと秘密の館」更新
マザーグースが開通したので書いたSS。
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「ハンプティ・ダンプティ」
「え?」
バッカスが驚いた顔をする。
そして、そのまましかめ面。
快活な彼にしては、珍しい表情。
反応が面白くて、続けてしまう。
「ハンプティ・ダンプティ」
「ハンプティ・ダンプティ」
「待って待って」
私とエリックが歌う先の、見当はついているらしい。
「ハンプティ・ダンプティ、塀の上に座ってた」
「ハンプティ・ダンプティ、おっこちた」
「やめてくれよ、不吉すぎる~~~~!」
悲鳴を上げる彼の手には卵。
「ははは、ごめんごめん」
「でも、バッカスは料理で失敗なんてしないでしょう?」
「量が量だからね……。
不吉な歌を歌われたら、手元が狂うことだってあるよ」
今日の夕食は、皆で館に集まる予定。
アーサーや、その友人まで来るというから、大量の卵割りが必要だ。
「まあ、卵割り中の料理人にしたら不吉な歌かもね」
「ぷぷぷ。
意外とバッカスってプレッシャーに弱いんだよなあ」
「もう……、勘弁してよ」
「ごめんって。
美味しい卵料理を期待してるから」
私達も、料理の邪魔をする気はない。
なにしろ、自分達の夕食でもあるのだ。
一応……、戦力になるかどうかは微妙なところだが、手伝い中でもある。
(じゃがいもの皮むきだけど……。
……手伝えてるのかしら、これって)
何もしないよりはマシだろう。
……バッカスがやれば10分もかからないところ、二人がかりで30分過ぎても終わっていないが。
「ほら、ハンプティ・ダンプティって、卵とは限らないよ。
じゃがいもかもしれないだろ?」
「そうだね。
でも、じゃがいもなら落としても使えるよ」
「?」
「……ん?
ああ、ハンプティ・ダンプティって、別に卵と断定はしていないんだよ」
「ふくよかな……っていうか、ずんぐりむっくりした『何か』だから。
元は、割とアルコール度の高い酒の名前だったんだよ」
「え?そうなの?
卵だと思ってた」
ハンプティ・ダンプティといえば卵。
それが一般的なイメージだろう。
「本の挿絵なんかで、そのイメージが広がったんだろうね。
『鏡の国のアリス』なんかが特に有名だけど、挿絵では卵になっているから。
でも、童謡自体には卵だなんて歌われていないんだよ」
「……あ、本当だわ」
口ずさんでみると、確かに。
「イギリス人は、卵が好きだから。
料理やお菓子でも卵をよく使うし……、落ちたら大変なもののイメージに合ったんじゃないかな?」
「ええ、落ちたら大変。
私達の夕食が駄目になっちゃう」
「そうそう。
落とさないでくれよ、バッカス」
「……じゃあ、不吉な歌じゃなく、幸運な歌を歌って。
あと、口だけじゃなく手を動かす!
そうしたら、君達も幸運にも美味しい夕食にありつけるよ、きっと」
ちょっと意地悪に、ぴっと指を突きつけられる。
それでいて、もう片方の手は、片手で卵を綺麗に割っていくのだから大したもの。
(バッカスなら、どんなハンプティ・ダンプティだろうと落っことしたりしないわね)
「……バッカスと一緒に料理をしていると自信をなくすわ」
「え?どうして?」
「だって、あなたのほうが格段にうまいんだもの。
太刀打ちできない……」
女性として情けない限り。
「それは、だって……、これでも料理人だからね。
台所は、女性だけの戦場じゃないよ」
「はあ、本職と比べるほうが無茶よね……」
(分かってはいるんだけど……)
それでも、好きな人にはよく見られたい。
「そうだよ、比べる必要なんてない。
勝とうとしなくても……、一緒に料理してよ。
今日みたいに、味方になって」
「頼りにならない味方だったでしょう」
エリックに手伝ってもらっても、早いとはいえないスピードだった。
今は、最後の飾りつけ。
料理人の一仕事。
そして、私は運ぶ係。
その役目に不満があるわけではないが……、少なくとも料理面では戦力外。
「なかなか上達しない」
「そんなことないけど……、でも気にしているならいい方法があるよ」
「どんな?」
尋ねた私に、彼は元に戻せないような言葉を落とした。
「料理人の奥さんになればいいんだよ」
私に、そう囁いたのは料理人。
バッカスは今も、彼にしては珍しい表情をしている。
だが、先刻とは違って面白いなんて思えない。
「傍で教えてあげられるし、うまく出来ないままでも僕が作ってあげる」
料理は仕上げ段階。
ハンプティ・ダンプティ。
卵とは限らない。
ずんぐりむっくりした『何か』。
元は、割とアルコール度の高い酒の名前。
それに、危険な事態を指すときにも使われる言葉だ。
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個人的にはすごく好きなテーマを扱ったタイトルだったんですが、ゲームとして覚えてくれている人がいるかどうか……。
これ、挿絵と訳文に開発費用を割いてしまって、ノベル部分をだいぶ削ったんですよね。
実は3倍くらいイベントシナリオで書き溜めていたものが余っているという……。
改めて、データ発掘していたら驚きました。
まあ、よくある話なんですが、開発都合でお蔵入りになったものが多い……。
このゲームに限らず、未収録に終わったシナリオは多いんですが、まとめたり見直すのは面倒なので放置に終わりそうです。
当時省いたからには何か微妙だとか理由もあったようななかったような……。(絶対、矛盾とかありそう)
とにかくゲーム収録部分を公開しないと、と思っているんですが、仕事が忙しくなる前に目処がつくのか……。
タイトル別に色々作業進めてもらっているせいもあって、期間が見えない。
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今年のバレンタインは、アリスシリーズの10周年ですね。
イベント時にはライター仲間でSS飛ばしていたりするんですが(仕事詰まったときの気分転換的な)、マシなのが書けたらアップしたいと思っています。
◆Game Novelページ→「マザーグース」→「原文&挿絵」更新
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マザーグースの原文と、オリジナルで作成した挿絵です。
オリジナル解説付き。
原文10本、挿絵20枚。
1~10。