53. I like little pussy,
Her coat is so warm,
And if I don’t hurt her,
She’ll do me no harm.
So I’ll not pull her tail,
Nor drive her away,
But pussy and I
Very gently will play.
She shall sit by my side,
And I’ll give her some food;
And pussy will love me
Because I am good.
【私はネコが好き。
毛は大変に暖かいし
私がいじめなければ
引っ掻かれることもない。】
【だからしっぽを引っ張らないし
追い払うこともしない。】
【ネコと私は
大変におとなしく遊ぶ。】
【ネコは私の傍らにすわり
私は食べ物をあげる。】
【ネコは私が大好きになるはずだ。
だって私が優しいのだから。】
解説:
ネコは家の中で飼われるだけに子供たちにとっては一番身近な動物であり、マザーグースにかなりの頻度で顔を出す。
この唄ではネコに関する当たり障りのないようなことばかりが並べ立てられている。
自明のことを取り上げるというマザーグースの手法の一つがよく表れた唄ということになろう。
当たり前のことでもいくつも並べられることは子供たちにとって面白いのである。