◆マザーグースとは?
英米の伝承童謡を指します。
有名どころから、マイナーなものまで、その数、1000以上!
引用されたゲームや漫画・小説・映画などは知っていても、原文や意味を知らないということもあるのではないでしょうか。
このゲームでは、日本のマザーグース研究第一人者である藤野先生に203の唄を厳選・訳と解説を書き下ろしていただきました。
マザーグースは、英語の勉強にもなりますし、創作活動のアイディア出しに役立つことも。
1つの歌ごとに区切られた短編仕様になっているので、毎日話数を決めて読んでいってもいいですし、調べもの、一気読みしたりと、様々な使い方が出来ます。
独特の世界観があり、読み物としても興味深い内容になっています。
不思議の国のアリスなどでも引用されているマザーグースを、是非身近なものにしてください!
◆「マザーグースと秘密の館」の内容とは?
マザーグースの本の中に引きずり込まれてしまった主人公が、マザーグースに関するクイズに正解して元の世界に帰ることが全体の目的。
恋愛ストーリーですが、内容にはマザーグースのエピソードが各所に盛り込まれています。
マリー=アントワネットの「パンがなければお菓子を食べればいい」の「お菓子」が具体的にどんな「お菓子」かをキャラクターが作ってくれる等、 イベント1つにつきキャラクターに合ったエピソードで雑学が1つ以上組み込まれています。
エリカ=フルール
不思議な力でマザーグースの世界に
連れてこられた女の子。
元の世界に帰るためマザーグースのことを学び、
5人の出すクイズに挑戦することになる。
アーサー=リンドグレン
穏やかな英国紳士といった印象の人。
グース婦人の館の傍に居を構える貴族。
館の主であるグース婦人とは友人関係にあるらしく、日々館を訪れる。
ツェザーリ=フリッチ
研究分野は宗教学の学者。
華やかな舞台にあまり興味がなく、
現在はグース婦人の館に住み込み、書生のような生活をしている。
エリック=バレル
グース婦人の館に出入りする、雑用の青年。
住み込みではなく、館にやってきては御用聞きを行い、申し付けられた雑用をこなして賃金を得ている。
そのため、している仕事は家の中のことから、買出しなど、多岐にわたる。
バッカス=ムーア
下町出身のコック。明るく優しい、気のいい青年。
日中は館の料理人として仕事をしているが、
夕食以降の時間は近所のパブでマスターを務める。
ヴィンセント=ノーブル
名門校の学生で、良家の子息。
グース婦人の館には、ツェザーリから個人的に勉強を習うために度々訪れている。
自分達のことを何も知らない主人公に対して反発しがち。