26. Elsie Marley has grown so fine,
She won’t get up to serve the swine,
But lies in bed till eight or nine,
And surely she does take her time.
【エルシー・マーリーは結構なお育ちだ。
豚にえさやるために早起きなどしない。】
【八時九時まで寝床の中で
本当にやたらと時間をかける。】
解説:
育ちの良さを誉めているのではなく、怠け者を皮肉っている唄である。
昔はみんなが助け合って働いたもので、怠け者は嫌われたものだ。
人の目を盗んで手を休めたり、だらだらと仕事をしたりする者はこの唄で痛烈に皮肉られたことは想像に難くない。
いつの間にか、最後の行が「レイジー・エルシー・マーリー(Lazy Elsie Marley)」となってしまったのも当然かもしれない。
でも、あからさまに表現しない方が含みがあって良いと思うのだが。